まずは、一番時間のかかる、アンテナの組立て作業を簡単にしてみましょう。以下の事を参考にアンテナの工夫をしてみましょう。
アンテナの組み立てが終わったら、アンテナの設営にとりかかります。まず、アンテナの設営場所にポールの設置位置を中心に決めると同時に、ステー線を止めるための固定物を見つけます。その時、ステー線同士の角度が3〜4方向に等間隔になるようにします。風の無い時は簡単なぺグで直接地面に止めても良いですが、可能な場合、何か、取っ掛かりのあるものに止めたいものです。ポールの足場とステー線の取り付け位置を確認した後、アンテナはまだ付けていないポールをステー線の取付高さまで伸ばし、地面とのステー線の長さを調節していきます。全てのステー線の調整ができたら、ポールを完全に伸ばして全てのステー線が緩まない事を確認します。これができたら、一旦ポールを降ろし、今度はアンテナを取り付け、本設営となります。
その他、移動運用には、ビニールテープや自転車用のゴムロープを持っていくとなにかと便利です。ビニールテープは補助的な固定媒体として、ゴムロープはポールに捲き付けて固定する等で使えます。なお、ビニールテープの残骸が運用場所に残っていると「あっ。ここで誰かも無線をやったな!」と、すぐに分かってしまいます(これ実話です(笑))。必ずきれいに片付けましょう。
同軸ケーブルは結構、嵩張りますから、場合にもよりますが、ポールの長さ+10mぐらいが良いと思います。
リグは小さいのに越したことはありませんが、送信出力と運用時間で考慮します。標高の高い所であれば、ハンディ機と付属ホイップアンテナだけでも十分です。この場合は、アンテナの位置の僅かな差により、驚くほど受信状態が変わるので、出来れば何ヶ所か動かして試してみるのが面白いと思います。また、移動運用をすると、リグに限らずあらゆる機材にはすぐにキズがつくので、ソフトケースや梱包具などは必需品です。また、特に夏場は、直射日光で想像以上に機材が熱くなるので「運用していない時はタオルを巻く」などの対策が必要です。
おまけですが、CW運用時には、フィルムケースの蓋にスイッチを取付ただけの「自作電鍵」を持って行きます。小型である事と、構造が単純なのでまず故障しません。もし壊れても安価ですし、スイッチの接点感覚は好みのものを探すと良いでしょう。
バッテリーは密封型のものが安全で使い易いです。バイク用の小型密封型が各種市販されていますが、6Ahぐらいのものが充電容量や重量寸法等から適当と思います。中古品ならば同様なものが秋葉原などで出回る事があります。これでもSSBならば、かなり余裕を持った時間、使用できると思います。バッテリー切れになると「キュル、キュル、キュル」という変調になるので注意しましょう。
以上、まだまだ、研究の余地があると思いますが、参考になりましたらうれしく思います。