10号機です。A5ファイルサイズモバイルノート型パソコンです。7号機の「チャンドラ2」の置き換えとして、2007年2月に入手しました。このマシンへの決め手は、ポインティングスティックが付いている事。ブラインドタッチ派の私にとっては、どうも一般的なタッチパッドは使いづらいので。同時期、他にも、数社数機種、A5サイズノートパソコンで、ポインティングスティックのものが発売されていましたが、バッテリー持続時間、キーボードタッチ感覚等、機能拡張のためのPCカードスロット等、その他の総合的な仕様や、サポート等も考慮して、富士通製品となりました。このマシンは、同等品のものが既製品として一般販売店でも発売されていましたが、カスタマイズ製品という事で、メーカWeb受付専用の受注生産モデルとなっています。私の場合、OSにはWindows XP Tablet PC Edition 2005、CPUはCoreSolo U1400(1.20GHz)、メモリは1GB、HDDは80GBをチョイスしました。他に、外付けCD-RW/DVD-ROMドライブや、同じく外付けのFDDユニット(USB接続)、内臓バッテリバック(標準サイズ)、及び、同(Lサイズ)、携帯電話用充電機能付USBモデムケーブル等を、メーカWebで一括発注して入手しました。メーカWeb上で色々と検討しながら自分の好みのスペックを決定して行くのは、楽しいものです。
使用所見は、キーボードのタッチ感覚がなかなかよろしく、ポインティングスティックとも相まって、打ち込みは、かなり快適です。おまけにディスプレイは、8.9型ワイドモバイルファイン液晶(1280*768)。ワイド画面という事で、タテ位置で使用しても快適です。タッチパネルは、文字認識アプリが付属しているので、一般的に言われているように、キーボード入力だと、なかなか、漢字が書けなくなる現象への対策となるかも知れません。但し、自分の手書きの字体が悪いのか、あまり複雑な文字だと文字認識してくれないので、一長一短かも知れません。でも慣れてくると、なかなか便利です。他には、寝転びながら(笑)も、付属のペンでWebブラウジングできる利点(?)も。但し、片手で本体を持って支えるのは、ちょっと本体が重めでしょうか。指紋認識デバイスも付いています。但し、指先のちょっとのズレや角度の違いでも、正しく認識しない等、なかなか厳密になっています。
現在、室内外を問わず、持ち運びどこでもパソコンとして活用中です。

その後、2009年1月に、野外インターネット通信回線用に、au W05K データ通信カードを入手しました。
最近は、WiMAX等のデータ通信が注目されていますが、広域なサービスエリアと、導入及び運用価格重視(二重定額制及び他のサービスとの併用割引)で、これに決めました。
au携帯電話と同じサービスエリアです。通信スピードはベストエフォート型で、自己測定で実質最大900kbps程度です。メールの送受信と簡単なWebブラウジングでは不自由しない通信スピードです。しかし、大量データのダウンロード等には向きません。どちらかと言うと、通信スピードよりも、エリア広域重視の場合にお薦めです。このデータ通信カードを使用する場合は、PacketWinと言うau携帯電話(ezweb)と同じ通信規格を使用しているため、使用しているプロバイダがPacketWin規格に対応しているかどうか、確認の必要があります。