IBM Think Pad 235
IBM Think Pad 235 7号機です。A5ファイルサイズノート型パソコンです。言わずと知れた開発コード名「チャンドラ2」です。ライオスシステム社(既解散)からOEM供給で国内各社(IBM、日立、エプソンダイレクト、フロンティア神代、PROTON、等)で取り扱いがあります。私は、取り扱い販売店店頭が多く、サポートの面から、IBM版にしました。

CPUは、MMX−Pentium/266MHz、メモリは32MB、HDDは4GBが標準装備に、私の場合、メモリ+64MBが載っています。この機種を選ぶ時は、OEM各社毎、または、マイナーチェンジによって、この辺りのスペックや価格設定が違っているので比較検討してみるのが良いでしょう。そして、バッテリーは左右2個まで内蔵できますが、駆動時間がカタログ値で合計2時間と、やや、貧弱なのです。しかし、このサイズながら本体直付けで、各周辺機器へのフルサイズのコネクタがあり、拡張性充分なのが気に入っています。

使用所見は、キーボードのクリック感は今一つですが、何と言ってもA5ファイルサイズ、微妙な処で、可搬性と拡張性のバランスが保たれています。中でも、PCMCIAスロットが、TypeU換算で3つもあるのが気に入っています。これより大きいサイズのノートパソコンでさえ、スロットが3つも用意されている機種は見あたらないくらいです。RS−232C端子も9ピンコネクタが本体に直付けなのもモデム等を直に接続でき良いと思います。その代わりFDDとCD−ROMドライブは、外部ケーブル接続です。キーボード上のスティック式の擬似マウスはそのまま手を離さずに、しかも、スムーズに操作できて大変良いです。Windows98(その後、Windows98 Second EditionにUP済)の起動/終了時間はなかなか速いです。

現在、室内での省スペース卓上パソコンとして、或いは、外出先での情報入力や、現地インターネット接続などで活用中です。


このマシン、2007年1月をもって、OSのサポート期限の問題、及び、キーボードの寿命により、引退となりました。その後の役目を第10号機FUJITSU FMV BIBLO LOOX P 70TNに引継ぎました。随分と活躍してくれました。本当におつかれさまでした。


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