北関東盲腸線2線訪問道中記(烏山線・日光線)
2003年8月10日(日)に、烏山線、日光線に乗車して来ました。烏山線は今回初めて乗車するのに対し、日光線は小学校の修学旅行専用列車で乗車したことがあるのですが、その当時の記憶が全くないので、改めて乗車する事となりました。

早朝、5時、台風一過、快晴の中央線国立駅から乗車、神田駅を経由して京浜東北線にて、上野駅に着く。お盆休み中とあって車内は賑やか。
時刻表で調べると、次に出る東北本線(宇都宮線)の列車は、快速ラビット号3521M6時51分発とある。発車まで約40分ほどあるが、他にすることもないので入線予定の8番線に向かう。その前に6時43分、向かいの7番線から発車する各駅停車小金井駅行きの529Mがあるが、居連れ、久喜駅で抜かれるため、最初から快速ラビット号に乗ることにする。先の529M発車後、反対側の8番線に入線してきたのは、快速ラビット号、231系近郊型10両編成である。当列車の写真を撮っている間に、先客にクロスシートの座席を取られ、仕方なく空いている席に着いた。まったくセミクロスシート座席なのに4扉車なんか作るから、何となく車内が窮屈でたまらない。
車内が数グループで賑やかになった頃、定刻通り発車した。途中、赤羽駅、浦和駅、大宮駅、蓮田駅、久喜駅、古河駅、小山駅に停車することや、以後、黒磯駅までは各駅停車である等の車内案内があった。車窓は時間が経つにつれ、都会のビル群がやがて、住宅地に変って行く。途中駅で乗車してきた人もおり、車内が更に賑やかになって行く。ところが久喜駅で何故か定刻になっても発車しない。車内放送によると、この先の踏切で安全装置作動のため、発車できないと言う。結局、約10分遅れで発車する。問題の踏切前で一旦停車。安全を確認して再び走り出す。この辺りは、快速列車でなくとも駅間距離が長く快調に走る。小山駅で、以前、水戸線と両毛線踏破の時に乗換えたこと等を思い出す。小金井の電車区や、貨物ヤード、EF64-1000、EF65、EF66などが留まった機関車留置線などを横目に見て走る。
定刻より遅れて宇都宮駅に到着する。さすがは駅弁発祥の地だけに、売り子さんが声を張り上げている。階段を上り、次の烏山線の発車を時刻表と電光掲示板で確認する。10番線より9時13分発車の929Dである。この列車を始めとし、日に数本は電化された宇都宮駅まで烏山線の気動車が乗り入れている。発車10分前程に入線してきたのはキハ40の2両編成である。前面貫通扉の所には烏山線開通80周年のヘッドマークが描いてあった。車内に入ると1両の前後端の2つ扉で、かつ、全面ロングシートの長大な座席に圧倒されてしまう。乗車率は約30%と言うところか。
宇都宮駅を定刻に発車。ディーゼルの音快調に、電化区間の東北線乗り入れ区間を走る。岡本駅では、東北線の長いホームに2両編成のディーゼルカーがこじんまりと停車する。何だか非常に贅沢をしているような感じがする。
宝積寺駅では手前の渡り線で東北線上り線を越え、烏山線の専用ホームに到着する。ここでの乗車率約50%。定刻通り発車する。
宝積寺駅を発車。東北本線下り方面に併走後、間もなく右方面に分岐、すぐに車窓には一面の水田が広がる。次の下野花岡駅では「烏山線にもっと乗って電化させよう」の旨の看板が目に付いた。鴻野山駅を過ぎると段々と山地にかかってくる。そんな中にも所々に水田が点在している。大金駅で単線区間の列車の行き違いを行う。「宝積寺から大金へ」で有名になった駅である。滝駅は近くに「龍門の滝」があるそうだが、漢字一文字の駅としても珍しいと思う。
烏山駅に定時に到着。帰りは今乗ってきた列車の折り返しで戻る。10時39分発宝積寺駅行きの332Dである。それまで駅前散歩。静かな山村といった趣である。「山あげ祭」が有名だそうである。
今来た線路をそのまま折り返す。今度は、逆側方向の座席に座り、少し違う車窓を楽しむ。定刻通り11時20分、宝積寺駅到着となる。
次は宝積寺駅から宇都宮駅に向かう。すぐ向側のホームに、11時21分発車の732M宇都宮駅行きが入線してくる。231系近郊型電車である。乗車後すぐに発車となる。2つ目の駅で宇都宮駅11時32分到着となる。階段を上り、車内放送で案内のあった日光線5番線に降りると、107系2両編成が既に入線していた。11時38分発車の日光駅行き839Mである。
宇都宮駅を発車。乗車率約90%。東北本線の上り方面と併走、暫くすると右側に分岐する。付近は住宅地である。鹿沼駅を過ぎた辺りから田畑や雑木林の中を走る。今市駅で大半が下車。日光線内は単線区間ながら、どの駅も列車交換設備を持っていて、必ず何処かの駅で列車交換ができるようになっている。日光駅に12時20分到着。修学旅行時の駅到着時の記憶が幾らか蘇ってきて懐かしい。
東照宮を見学後、再び日光駅に戻る。ふと見ると駅2階にて日光をテーマに写真展が開催されているとの掲示。折角なので拝見する。どれも力作ばかりであった。駅2階の説明案内で、ここは昔、旧2等客車の乗客用の待合室になっていたそうである。室内は豪華ながらも落ち着いた造りである。帰りの列車を確認する。16時0分発の宇都宮駅行き856Mである。改札の向こうを見ると既に入線していた。何と、車両番号を見ると来た時と同じ車両。何とも奇遇である。
宇都宮駅に16時47分到着。ホームに立食いそば屋があり、宇都宮名物「餃子そば」なるものを試しに食べてみた。なかなかオイシイ。東北本線の上り列車を確認する。17時2分宇都宮駅始発上野駅行き快速ラビット号3542Mがあるので、これに乗車する。211系10両編成が既に入線しており、空いているクロスシート座席を探す。乗車率約60%くらいであろうか。徐々に混んできて久喜駅辺りでほぼ満席となる。
大宮駅で埼京線に乗換え、更に、武蔵野線、南武線を利用し、無事、帰宅となった。


上位のページに戻る。