第2回:モールス符号を覚えよう
それでは、早速、モールス符号を覚えていきましょう。まずは、文字と符号の対を覚えなくては話しになりませんね。モールス符号には、アルファベットや記号で構成される「欧文」符号と、カナ文字に対応した「和文」符号があります。欧文から覚える方法が一般的だと思いますので、まずは、欧文から始めましょう。

とりあえず、自分で覚えやすい文字、または、モールス符号から、順に覚えて行けば良いと思います。自分の名前のローマ字、持っている人はコールサイン、辞書や英字新聞の英単語の綴り等から覚えて行きましょう。

モールス符号の仕組みは、短点と長点、そして、点と点の間隔から成り立ち、次のような規則になっています。

こう書いてみると複雑そうですが、実際は音を耳で聞いたリズム感覚で覚える事ができますから、そんなに心配しないでも良いと思います。まずは、こんな規則があるんだと覚えておいてください。これは順を追って説明して行きます。

以下に欧文モールス符号の簡単な一覧を揚げておきます。
それぞれの符号の「*.mid 」ファイルを、クリックして聞いてみてください。

これらの符号を一通り覚えられたら、実際に電信で交信している電波の符号を聞いてみる事が良いでしょう。またはそれができない場合、代りに、パソコン上で動く各種電信練習ソフト等もありますので、これらを利用するのも良いでしょう。
最初はスピードに追い付けなくても、一つ一つ、符号を識別できるようになれば、そのうち、次第に慣れてくるはずです。

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「第3回:電信で話をしてみよう」へ続く
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